雪と澱

行き場の無い言葉たちに。

2018-01-01から1年間の記事一覧

残る

中学生の多感な時期に、村上春樹『ノルウェイの森』を読んだ。 今ではその内容をほとんど忘れてしまったが、ひどく感動したことだけは覚えている。(読書というのは、内容よりもそのときの自分の環境、感情の方を鮮烈に覚えているものだ。) だけれど、その当…

体感

今、この記事を読んでいるあなたには何が聞こえているだろうか。好きな歌手が歌う甘いバラードか。遠くの草の間に鳴る虫の音か。鼓膜の近くを流れる血液の音か。 今、あなたは耳の感覚を研ぎ澄まして様々な音を拾ってくれたと思う。 そしてみなさんに問いた…

初めまして

ブログを始めました。 あ、文字数が表示されるのは便利ですね、もしかしたら哲学通論の課題を考えるときに利用するかもしれません。 主に自分の哲学のような何かの思考と、人におおっぴらに見せるようなものでない散文をだらだらと撒き散らかそうと思ってま…