雪と澱

行き場の無い言葉たちに。

短歌・4月

また一ヶ月経ってますよメールが来た 今回も連作を投げてみよう。 ・・・・・・・・・・・・ 憧憬と情景 スーパーのチラシの裏のבראשית黙って祈ってろ人類 ✳︎ בראשית ベレシート 雨の日のペルシャ料理とガラス灯ここでするべき短歌の話 磨崖碑のまるくてざら…

短歌・3月

気が向いたので投稿する。 連作にチャレンジだ。 どうでもいいけど最近イマジナリー・ガールフレンドが心にでしゃばってきた ぼくらのところ 肩寄せる間を駆けた春の風「愛って淡い緑色なの?」 「君」以外の二人称がほしい。そしたら君を君と呼びたい ぼく…

短歌・2月

前回の投稿から1ヶ月経ってますよ!とメールが来た。ぜんぜんブログ更新してなくてごめんヨ。 今回は今月作った短歌(俳句は作らなかった…)のまとめ。これからも毎月まとめていこうと思う。 少ないけれど、許してください。 短歌 大脳がヒトより大きい原人…

生きたということ

唐突だが、一つ俳句鑑賞をしたい ある女性の作者が、高校3年生のときに洗濯洗剤から香る鈴蘭の香りを嗅いで詠んだ句だ。 鈴蘭やいつか私も母になる 鈴蘭は初夏の季語である。初夏らしいさわやかな空気とともに、自分の未来が、覚悟というよりは柔らかな喜び…

過去作・俳句及び短歌

またブログをたまに更新していこうと思う。 今回は、過去作の俳句と短歌をまとめてみた。 拙いものばかりですが、見てくださると嬉しい。 こう見るとかなり少ないですね、自分が把握してないものも含めるともう少しありそう。 俳句 夏めいた古典古代の警句か…

残る

中学生の多感な時期に、村上春樹『ノルウェイの森』を読んだ。 今ではその内容をほとんど忘れてしまったが、ひどく感動したことだけは覚えている。(読書というのは、内容よりもそのときの自分の環境、感情の方を鮮烈に覚えているものだ。) だけれど、その当…

体感

今、この記事を読んでいるあなたには何が聞こえているだろうか。好きな歌手が歌う甘いバラードか。遠くの草の間に鳴る虫の音か。鼓膜の近くを流れる血液の音か。 今、あなたは耳の感覚を研ぎ澄まして様々な音を拾ってくれたと思う。 そしてみなさんに問いた…

初めまして

ブログを始めました。 あ、文字数が表示されるのは便利ですね、もしかしたら哲学通論の課題を考えるときに利用するかもしれません。 主に自分の哲学のような何かの思考と、人におおっぴらに見せるようなものでない散文をだらだらと撒き散らかそうと思ってま…